ダイナミックTOPは関西ペイントから発売されている商品で、塗膜が劣化する原因であるラジカルに着目して開発されました。

ラジカルとは、塗料の成分である酸化チタンが紫外線に当たると発生する物質のことで、このラジカルによって塗膜が破壊されて劣化が促進されます。

ダイナミックTOPはラジカルの発生と活動を抑え、優れた耐久性・耐候性を発揮します。

高耐候性

ダイナミックTOPはラジカルの発生を抑える性質があり、紫外線の影響で劣化しにくい塗料です。優れた耐候性によって、長期にわたり綺麗な外観を維持することができます。

下記の表は、メーカーが実施した促進耐候性試験の結果です。促進耐候性試験とは、人工的に塗膜の劣化を進行させて、その経過を測定する試験を言います。

促進耐候性試験の結果からダイナミックTOPは、従来のフッ素塗料に近い光沢維持率を発揮していることがわかります。

また、耐久性の高い塗料を使うことで塗り替えの回数も減るため、長期的に見るとコストを抑えられる可能性もあります。

強力な付着力

メーカー独自の技術により緻密で強靭な塗膜を形成し、より優れた付着力を発揮します。

下・中塗り塗料のアレスダイナミックフィラー、ダイナミック強化剤を使用することで、今までは塗装ができなかった水分を多く含む面にも塗装が可能です。

梅雨時期や高湿度になりやすい場所にも塗装ができるようになるため、悪天候による工期の遅延や日常生活への影響なども少なくなります。

下記の図は、付着試験という塗膜と塗装面との付着力強度を測定すした際の結果です。ダイナミックTOPと強化剤を組み合わせることによって、湿潤面でも高い付着力を維持しています。

【付着試験（JIS基準値 0.7N/mm2）JIS温冷繰り返し10回試験後】

低汚染性

通常は、年月の経過とともにホコリや雨だれなどの汚れが目立つようになりますが、ダイナミックTOPは低汚染性にも優れているため、汚れが付着しにくい特徴があります。

さらにカビ・藻の発生も抑えてくれるので、長期にわたって綺麗な外観を保つことが可能です。

ダイナミックTOPの標準色です。カラーバリエーションが豊富なので、イメージに合った色を見つけることができるでしょう。